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月に群雲

切り替えながら、進むのさ。

アローン アゲイン

monologue

妻として出来ることを、全うしたかった。

前の結婚では
岐路に立っていた夫のそばに、いてあげられなかった。
それを今も悔やんでいる。
その分を今度は、果たさなければと思っていた。

長い年月、心のすれ違いは幾度か起こりうる。
ほんとうに終わりなのは
今の生活に
これからの生活に
「あんたはもう要らない」と言ってしまうこと。

それを自分がされたんだ。
前の夫にしてしまったことを、今。

だとしたら
この先もう同じ場面で
私が悔やむことはない。